継続的なアウトプットをしたければ、自分にとってのハードルが何かを知ればいい。

株式会社はてな エンジニア 倉知 真太郎 様

はてなブックマークを筆頭に、ユーザー同士の豊かな知の交流をベースにしたコミュニティを次々と生み出す「はてな」。エンジニアとして携わる株式会社はてなの倉知真太郎(くらち しんたろうさん)さんに、HiNative Trekについてお話を伺いました。

英語をやらなきゃ、という制約が存在しない時、勉強を継続できる可能性は低くなる

倉知真太郎

たとえば会社が成長して、「海外」がより自分の近くにやってくるのがきっかけで、英語学習に前向きになる方は多いと思います。倉知さんの場合はどうでしたか。

そうですね、今の私の業務では、英語を使ったメールや会話等のコミュニケーションの機会はありませんし、周りの空気感に背中を押されて英語をやる、ということもありません。

職場では実践する機会は、積極的にならないかぎりは多くは持てないということですね。とすると、具体的な目標が仕事以外のところに存在するということですか?

それが、自分がもつ関心の高さも「同時通訳のないカンファレンスで、海外のプレゼンターが何を言っているのかを理解できたらいいなあ」というくらいなんですよね。

また、エンジニアという職種上、身近に英語が完全に無いというわけでは無いので、ちょっとずつの前進でもいいから何かしら勉強し続けられればいいな、と考えています。

自分にとっての英語学習のハードルはなんなのか。

緊急度や関心がものすごく強いというわけでは無いのですね。ただ、それだと月額9,800円を英語に投資するのは結構勇気がいるのでは...?

急いでも無ければ関心も強いわけではない、そんな自分の状況を俯瞰してみると、「同時通訳のないカンファレンスで英語を理解できる自分」を想像するのは難しいですよね。 今まで試した他の英語学習教材のように、挫折する可能性のほうが高い。

なので、私は、自分が「継続可能かどうか」ということをまず第一に大切にしたいなと思いました。月額いくら、といったことは特にいくらであっても気にはしないと思います。

継続可能かどうかの判断基準はどういったものですか?

倉知真太郎

HiNative Trekの場合は、「場所や時間帯といった制約が厳しく設けられていない」ということが、自分にとって都合が良いと感じました。

私は以前、オンラインの英会話サービスを利用したことがあるのですが、実践までのステップの多さが自分にとってハードルだったんです。

「授業の予約をしよう」→「もうすぐ授業だ、心の準備をしておこう」→「授業だ、英語を喋ろう」 こちらは喩え話ですが、こんな感じで、実践までの物理的・心理的拘束が強いと、どうやら躊躇してしまうようで。

実際にHiNative Trekでも、毎日決まったタイミングで課題を提出することは少なく、土日にまとめてやったり、平日に数日分提出することが多いです。昼休みの時間帯を利用して課題を提出することもありますね。

課題の内容はどうですか?

倉知真太郎

HiNative Trekは自分の領域に近いトピックが課題になるので、自分が将来使えそうな単語もでてくるし、課題内容が頭に入って来やすいところがいいですね。 前から英語記事を読むことでインプットはしていたんですけど、アウトプットになると「あれ、なんていうんだろう」と思う表現がでてくるので、そこを確実に学べるというところも魅力です。

特に今まではフレーズのストックを積み上げてなかった感じがあったので、毎日いろいろ調べて使っておくと、使えるフレーズの引き出しが増やせるのがいいなって思います。

物理的・心理的ハードルを取り去った環境で学習することが、倉知さんに向いていたということですね。復習はどうされていますか?

倉知真太郎

復習は、意識してしようとは思っていません。 ただ、週に数回の頻度で課題を提出していると、今知りたいと思っている単語やフレーズに対して、「この前Trekで提出した課題で使ってた気がするな」と思うことが多いんです。それによって過去の課題を振り返る必要が出てくるので、それが復習になっています。

とはいえ、このサイトのインタビューに掲載されている他の方と比べた時、自分の英語のレベルはまだまだ低いと思っています。

自分が上達しているなと思っている時は、先生もそう思ってくれている。

倉知さんの担当の先生が、「課題に対して絶対に手を抜かない」と褒めていましたよ。音声も楽しそうに投稿してくれていると、先生も嬉しそうでした。

(笑)。ありがとうございます。 先生、凄くほめてくれるんですよ。

上達したと実感するときはありますか?

音声投稿をする際、つっかえることなく、リズム良く話せる時ですね。 障壁だと思っていたはずの単語のつなぎ目を、スムーズに発音出来た時は、自信が持てます。

あとは、「これはいい出来だ!」と思って投稿した課題に対して、先生が「今までに君が投稿した中で一番素晴らしい回答だね」とほめてくれた時。「自分が上達している」ということを、先生にも認めてもらえたようで、嬉しかったです。

こちらも嬉しくなってきました。英語学習を生活習慣に取り込むうちに何か変わったことはありましたか。

倉知真太郎

教材内容的には、はてなのサービスの紹介を自分で考えて、作文と音声を投稿することもできるので、自分の身近なトピックに関する英語を学べますね。ただ、楽しいなと感じる事はあるんですけど、HiNative Trekで覚えたことを実践する機会は正直まだ無い...ですね。

でも、アニメが好きなので、英語字幕付きのアニメを意識して見るようになりましたね。自分にとって毎日続けられる仕組みが整っていて、そんな環境で自分のペースで続けていくうちに、英語そのものへの興味は大きくなったと感じています。

2016年5月30日 取材

A word from his teacher

倉知さんはいつも作文・スピーキング共にクオリティの高い回答をくれています。更に、私が添削したどんな小さな箇所も、彼は必ず自分のものにし、次の素晴らしい成果へ繋げてくれます。作文だけでなく、発音もネイティブに日に日に近づいていることに、僕は気づいていますよ。彼は成長しています。いつか彼に直接会う機会を持ち、彼の成長をこの目で確かめたいです!

システム開発本部 システムプラットフォーム部 エンジニア 倉知 真太郎
Blog: http://dekotech.dekokun.info/

はてなのインフラエンジニアとしてサービス開発・運用に関わる。最近は海外アニメを見て英語学習中。

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I always check my teacher's feedback and the day's problem before work. That way, I have the whole day to think about their content. It helps that you can answer from anywhere with even a little free time. Since problems are practical and focused on situations seen in IT startups, I find myself wanting to use the things I've learned each day in the real world.

CEO of Hatena, Inc

Yoshiomi Kurisu